ファッション、特にパリメゾンの様子が見られるものは普段映画をあまり見ない私でもとても興味がそそられます。この映画は1950年代のイギリスの家政婦が、仕事中に偶然ディオールのドレスと出会い、まるで恋のようにそのドレスに魅了され、彼女の努力といろいろな偶然が重なりディオールのドレスを手に入れるという物語です。当時のドレスの再現が見られたり、アトリエの様子が見られてとても満足しました。私好みのファッションの観点からすると、家政婦の普段着がとても可愛い。リバティでしょうか?花柄のブラウスに花柄のエプロンをして、頭に布をターバン風にうまく巻いていて、かわいい〜。あと、家政婦なので色々な家に掃除にいくのですが、素敵なインテリアの家もあり、勉強になります。彼女自身の家もささやかな生活ながらも、モリスの壁紙にマッチするちょうど良いほっとするしつらえで、あぁ〜暮らしってこんなに素敵に楽しめるんだと我が家の畳の上でため息をつきました。当時のパリの街並みを再現してるせいか、外はゴミが山積みだけど、それ以外はほぼみんな優しいし、元気が無い時でも楽しめる映画だと思います。
